【 インドネシア】青い炎 イジェン火山(2018)

インドネシア
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青く燃える火山を見に行ったマイナー旅日記

 ファイナルファンタージー(通称FF)のような幻想的な火山を見たくてインドネシアのイジェン火山とついでにブロモ火山に行った日記。

青く燃える火山、イジェン火山とは?

 皆さん、火山と言えばどのような光景を思い浮かべるだろうか?桜島?グツグツ燃えるマグマ?温泉?。だいたいこんなものだろう。でも世の中には青く燃える火山があるらしい。
 そんなのかっこよすぎる。ゲームの世界じゃん、青く燃える山なんて。見にいくしかない!!

↓細かいことは以下をご参照。

火山の青い炎、ジャワ島のイジェン山
パリを拠点に活動する写真家のオリビエ・グリューネバルト(OlivierGrunewald)氏は、数年前からインドネシアのジャワ島にある活火山、イジェン山(KawahIjen)の様子を写真に収めている。夜のイジェン山では、目もくらむほどの鮮や…

実際は山が青く燃えているわけではなく、噴出する硫黄ガスが燃焼(酸化)する際に青く発光することでこのような光景が生まれている。
炎色反応とも若干異なる。炎色反応の例として挙げられる花火では、青色は硫黄ではなく銅を使う。
まぁ理屈はなんでも良い。かっこいいかどうか。それだけで見にいく理由としては十分だ。

 旅のイントロでいつも長くなりがちなので、この旅日記はすぐに本題に入ろう。イジェン火山があるのはここ。リゾートで有名なバリ島のお隣。したがってバリ島から1泊2日のアディショナルトリップで行く人が大半じゃないだろうか。

当時の私が計画したルートはこちら。モリモリで素晴らしい。

スラバヤのジュアンダ国際空港

ブロモ火山 適当なツアーを探す

イジェン火山 適当なツアー探す

バリ島 長距離バスとフェリーで行けるだろう

バリ島でマンボウを探すダイビング

バリ島のングラ・ライ国際空港より帰国

 正直、ブロモ火山とイジェン火山にどうやって行ったか全く覚えていない。おおかた近くの町までバスで移動して、そこから現地ツアーに申し込んで登山口まで運んでもらったのだろう。こういった経路や手段など有益な情報を載せていない文字通り「役に立たない旅日記」である。申し訳ない。10年近くも昔の話ですから。

イジェン火山への旅の始まり

 ではそんな旅の始まり。ジュアンダ国際空港より。まずはエアポートバスで町のバスターミナルまで向かう。アジアって町の片隅にある色んなところに向かうバスターミナルがあって良いよね。
バスターミナルに行くと「旅が始まったな~」と実感できるのは私だけではないだろう。
(写真)オーバーヒートするエンジンに液体をかけて冷ますおっちゃんと登山用のツアー会社。ネットでツアーも申し込める今、こういったツアー会社ってまだ残ってるのかな?

ついでに寄ったブロモ火山

 何も触れてこなかったがイジェン火山の前にブロモ火山にも寄る旅となっている。この火山は朝日がきれいということで近くの街に前泊して、夜中に山頂に向けてジープで移動する。らくちん。

(写真)火山ふもとの町。水シャワーしか出ない宿で激寒だった。

(写真)展望台で朝日を待つ。ちょっと待って。みんな重装備ではないか!

この旅を決行したのが8月だが、インドネシアの山頂はとにかく寒い!風が強く体感日本の秋の終わりくらい。たいして私はTシャツとパーカー1枚という旅行者丸出しの恰好。もう朝日なんてなんでもいいからはよ時間が過ぎろとずっと祈っていた。

(写真)1,2時間ほど耐え抜いてみた朝日。まぁ綺麗だけどそこまで感動するほどではない。心が冷えていたのかもしれない。

(写真)日が昇ってからはカヌレみたいなブロモ火山の火口目指してハイキングできる。まぁ阿蘇だな。今見ると。なら阿蘇でいいか。

 格別感動するほどの火山ではなかったので、無理して皆さん行かなくていいかと思う。登山口入口まで馬で移動できるサービスがあり、そのせいで至る所に馬のうんちが落ちていた。うんちを踏まないマインスイーパーごっこは楽しめる。私は一回game overになってしまった。ごめんサンダル。

イジェン火山へGo!

 ブロモ火山の話はさておき、本題のイジェン火山ツアーに移ろう。
ブロモ火山からイジェン火山まではきっと一度街に戻って、乗り合いバンみたいのに乗ったのだろう。それっぽい写真がいくつか出てきた。
こういったバンは”何が何でも助手席をキープする”、これが旅の鉄則である。パスポートは肌身離さず持っている、貴重品は預けないと同じレベルで大事な海外旅行のルールだ。なんでかって?だいたいの場合、ギチギチに人を詰めて出発するからだ。常に人と触れている状態何て当たり前、なんなら足元にも誰かの謎の荷物が置いてあり足が延ばせない可能性も高い。その点助手席は一人しか乗れないため、極めて快適だ。追加料金1,000円でも払ってでも助手席に乗ったほうが良い。長距離なら猶更だ。まぁ私が言わなくても皆さんきっと助手席委員会の幹部でしょう。

(写真)これが「こういったバン」。助手席を確保できるといっちょ前に写真を撮る余裕もある。

 バンに揺られること数時間、イジェン火山の登山口に近いホテルに着いた。ブルーファイアーを見るためには深夜から登山を開始して、暗いうちに鑑賞。朝日を見たのちに周辺観光という流れが一般的である。私は登山口の近くのコーヒー農園みたいな宿に泊まった。

(写真)宿からの眺め。そういえばインドネシアってコーヒー有名でしたね。私は飲まないけど。

 この宿で仮眠して00:30に登山口に向けて車で出発する段取り。急いでシャワー(温水!)を浴びて軽く夕飯を食べ寝た。寝過ごすと置いて行かれるのでかなり緊張して寝ることになり、あまり寝られなかった記憶。
約束の00:30に間に合うように起きてロビーに向かうも誰もいない!やばい、置いていかれたか!?と焦るがまだ時間前の00:25.
そんなことはないだろうとロビーで待ても誰も来ない

(写真)誰も来ないぞ!時間を間違えたか?

 結局みんなが揃ったのは01:00過ぎ。ツアーガイドはもっと遅く01:30くらいに来た。
こういうの嫌い。海外のゆるゆるタイムスケジュール大っ嫌い。心臓に悪い。タイのカオサン通りでなんどバスが来なくてドキドキしたことだか。いまはwhat’s upとかでツアー会社と簡単に連絡取れるいい時代になったよね。本当にget your guideとか便利。

遅刻に多少イライラしながらもイジェン火山のツアー開始。まずは一人1個ガスマスクが配られた。先述の通りイジェン火山は硫黄ガスが燃えることで青く光って見える。硫黄ガスは有毒であり危険なため、ガスマスクが必要なのだ。しかしこのガスマスク注意しなくてはいけない点がある。
 ガスマスクをつけるだけでは不十分で、ガスをフィルターしてくれる吸収缶が正しく装着されている必要がある。この吸収缶には期限があり、封を破いてから何時間で性能が半減するという時間が設定されている。

 渡されたガスマスクにはすでに新品でない吸収缶が装着されていた。やはり予想通り。怪しいと思った、こんなところで品質管理などしていないだろうと。ということで私は日本からガスマスクと吸収缶を持参していた。これ大事よ、皆さん。唯一役に立つ情報を授けます。ガスマスクってネットで買えるんですよ!イジェン火山に行く際はぜひMy ガスマスクのご持参をご検討ください。
(写真)ツアースタート

 ガイド1人に10人弱の参加者で1チームとなり登山を開始する。結構急な斜面をライトの明かりを頼りに2時間ほど登った記憶。そこそこ本格的な登山のため、普段運動していない参加者はかなりきつそうで休みを長めにとって登っていく。
 ここで私は自分が集団行動できない人間だということを忘れていた。
遅い、はよ歩かんかい!ブルーファイヤー見る時間が減っちゃうじゃないか。最悪の思想に取りつかれてしまった私は我慢できずガイドに「一人で先に行っていい?」と交渉していた。こうやって遭難者が生まれ、事故が発生するのだなと自分ことながら痛感した。幸いほかの沢山のツアー客がいるため、イジェン火山の火口のブルーファイヤーまでは人のラインができていた。これをたどれば遭難することはないだろうと伝え、ガイドもブルーファイヤーで集合という約束でOKしてくれた。理解がある人で良かった。迷惑かけてごめんよ。

(写真)途中まで道は舗装されていた。ゴールまでずっと人が連なっており、迷子になることはなかった

解放された私はひょいひょいと上り、あっという間に火口に到着。ついにブルーファイヤーとご対面。

ついに青い炎とご対面 (旅のハイライト)


うぉ~めっちゃ青く燃えてるじゃん(一部が!)。本当に真っ青な炎!FFの世界感!!(一部が)

(写真)一部はかっこいいです。幻想的です。全面は燃えていないです。

たたみ8畳くらいのサイズの炎がチラホラ見える感じと言えば伝わりますか?火口がマグマのように燃えているわけではく、岩の亀裂から高圧で噴出する硫黄ガスに引火している感じです。

 サイズは小ぶりでも迫力は十分。本当に真っ暗闇に炎が揺らめいているのはゲームの世界感です。世界中の男子が好きな光景です。
もっと近づいて写真を撮ろうとしたところ不意に目に激痛が。「目が、目が~」状態です。そりゃそうだガスマスクするくらい有毒ガスが出てるんだから、剥き出しの目が痛くないわけがない。

 みなさん、2つ目の有用情報ですよ。イジェン火山に行く際はゴーグルもあったほうがいいです。炎に近づくと激痛になります。

と言っても今の世の中、きっと当時ほど炎に近づけないようになってるかもしれないですね。役に立たなかったら無駄な荷物ごめんよ。

(写真)ゆらゆら動く炎は神秘的でずっと見ていられる。無事にチームメンバーとも合流
硫黄の塊も労働者が採取している。これを売るために火山にいくため、平均寿命も短いらしい。

美しい朝焼けに染まるイジェン火山

イジェン火山の絶景はブルーファイヤーだけではない。このまま朝日を鑑賞してから下山するのだが、今自分がいる場所がどれだけの絶景だったのか、徐々に明らかとなっていくこの時間の流れが美しい。

(写真)朝日とともに刻々と変化する景色。ブロモ火山の朝日は要らんな。

この綺麗な雲海は生涯No.1である。いまだにこれを超える雲海を見たことがない。
ただ登山道には改めて皆さんお気を付けください。道中ところどころ入ったら死ぬエリアがあります。

(写真)おそろし~。ドクロマークが…。くれぐれも迷子や単独行動にはご注意を(反省)

旅の終わり

 さ、下山の時間だということでふもとに戻ります。ここからは下山後にバスとフェリーに乗ってバリ島を目指します。そえれはまた別の日記で!

以上、全男子が好きなかっちょいい火山の旅日記でした。

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