野生のマンボウに会いに極寒のバリの海を潜ったメジャー旅
「インドネシアの青い火山を見てみたい」の続きの旅日記。
野生のマンボウに会いたくてジャワ島からバリ島に移動し、ヌサペニダ島でダイビングをした。
トップ画像がマンボウの写真でないことに違和感を感じた方、その感覚は大正解。
そう、この旅では目的のマンボウに出会うことができなかった。ということで熱狂的なマンボウファンはここで読むのをスキップしてもいいでしょう。空振り旅のファン、暇でしょうがない方はぜひこのままお付き合いいただけると幸いです。
野生のマンボウ? (イントロダクション)
毎度おなじみのイントロダクションから。そもそもマンボウとは?

海遊館のWEB情報をお借りすると、実はマンボウはフグの仲間。成長すると3mほどになる、フグの仲間では最大の種である。水族館でぬぼーとしているイメージの強いマンボウ。
何とも言えないフォルムと表情ゆえに、水族館ではあまり目玉水槽にいることはなく後半戦の1画にいる印象が強い。
かくいう私花ひげもそこまでマンボウ好きではない。シャチやイルカの1/20程度の関心だろう。それでも大型の生き物ゆえダイバーの中では人気。願えば何でも出会うことができるという噂の静岡県伊豆半島の人気ダイビングスポット、大瀬崎では数年に一度はマンボウの目撃情報が上がる。

比較的大瀬崎によく言っていた私もマンボウに会うことはなかった。となるとちょっと見たくなってくる。どんな奴かこの目で見てみたくなってくる。なので今回、火山のついでにバリ島によりマンボウに会うことにした。可愛い、可愛くないで判断するのはよくない。ルッキズムダメ、ゼッタイ。
バリ島本島でマンボウが見られるわけではなく、マンボウポイントはバリ島お隣のヌサペニダ島。
ヌサペニダって響き良いよね。なんか好き。バリ島から日帰りボートトリップで行けることと、高いマンボウの遭遇確立ゆえ人気のダイビングスポット。
では私もそんなヌサペニダに行ってみよう。山はブロモ火山、イジェン火山と満喫したから次は海じゃ!
バリ島での旅の始まり
イジェン火山からバリ島を目指しフェリーでまずは移動。
(写真)ジャワ島⇔バリ島のフェリー。カーフェリーだからでかくて揺れない。

その後はバリ島の中心部、クタまでひたすらバス移動。これが狭いんよね。
体の大きい欧米人と劇狭シートピッチを耐えること5時間、クタに到着。
クタに到着することには体もクタクタよ、というつまらないギャグを唱えた日本人は私で何人目になるだろう。多分1つの大企業の従業員数くらいはいるだろう。
(写真)人がミチミチのバス。インドネシアは渋滞も激しいため時間通りにはつかない。

特にクタの中心部に近づくにつれ渋滞がひどくなってくる。狭い道路に車がひしめき合っており、少しでも隙間が生じれば別の車がねじ込もうとしてくる。それでさらに遅れが発生し、渋滞が伸びる負のスパイラル。
(写真)車、車、クルマ、クルマ、くるま、くるま、見渡す限り車。すべての道が渋滞しているクタ周辺

イジェン火山のせいで硫黄くさい体をリゾート地のすがすがしい空気と海で清めようと思っていたが、実はバリ島は排ガスだらけの街だった。
バリ=憧れのリゾート地 という私のステレオタイプな方程式とはここでお別れした。
2026年今現在はどうなっているんだろうね。渋滞状況。
(写真)それでも海はきれい。さすが元憧れのリゾート地


夕暮れ時になると写真のように現地の子供が海辺でサッカーをしていた。暇だから私も混ぜてもらったが、日々波打ち際で鍛えている足腰は尋常じゃない。体力に自信がある私も走り負けた。恐るべしバリ島キッズ。
私が泊まった安いホテル周辺の雰囲気は大変良い。アジアの THE 観光地!って感じでテンション上がる。日本のお祭りで売っている焼きそばの様なものを食べてこの日は就寝。
普段私はご飯の写真を撮らないのだが、この時はリゾート地についてテンション上がっていたのだろう。
(写真)こういった道って必ずタトゥー屋さん乱立しているよね。旅のテンションで掘るのかしら。


マンボウダイビング(旅のハイライト)
さぁダイビング初日。探すぞマンボウ!(会えない)
きっとぬぼーと泳いでいるから、写真も撮りやすいんだろうな(そもそも会えない)
もしかしたら並走して泳ぐこともできる?(気配すら感じられない)
海を案内してくれるのは現地ガイドのジェームズ。マジックが得意で船の上でもマジックを披露して飽きさせないナイスガイ
(写真)たまに海の中で暇だと海中マジックも披露してくれるナイスなガイのジェームズ

マンボウは冷たい海域を好むらしく、ヌサペニダ周辺の比較的深いゾーン(20-30m)あたりを潜る。
この時の海水温がなんと18℃!しかも3mmの半そでウェットスーツでだ!
ダイビングしない人にはわからないかもしれないが、18℃の海はかなり寒い。18℃というとサウナ後の水風呂の平均温度とほぼ同じだ。それに1時間近く沈んでいるのと一緒と考えるとわかりやすいかもしれない。
ウェットスーツを着ているといっても3mmの半そでは正直私にはあまり役に立たない。そんな環境でマンボウを探そうとするもんだから、もう30分を過ぎた頃には頭痛でてんやわんや。
ぜひこれからマンボウに会いに行こうとしている方は、5mmのウェットスーツを貸してくれ!と懇願することをお勧めする。同行しているカナダ人のおっちゃんは平気そうな顔をしているので、これまた欧米人体質なのだろう。
たいして好きでもないマンボウを頭痛に耐えながら探すこと1時間近く。この日は最後まで会うことはできなかった。だんだん待っている間にマンボウの事が嫌いになってきた。たいして好きでもない異性に勝手に降られた気分に近しい。ちっくしょー
(写真)マンボウのいない海。ツバメウオの群れは素敵

スケジュール的には次のもトライする余裕はあったが、私はここでマンボウとは金輪際のお別れをすることを決意し、バリ島のほかの暖かいおすすめポイントを潜るようお願いをした。これが正解だ。
今振り返っても正解だと思う。マンボウは水族館で見ればいいさ。写真撮らないけど。
ということで穏やかなバリ島の海を写真ベースでご紹介。
(写真)マンタやらチンアナゴなど水族館のアイドル達。そうそう、これが良いんだよ。やっぱり君たちが最高さ

(写真)チンアナゴは多すぎるとちょっとだけゾワゾワする

(写真)きみは何て愛くるしい表情のウツボなんだ。漫画みたいな顔しているな。

(写真)エビとハゼの共生って本当に可愛いよね。この時はハゼは普通の種だけど、エビが黄色でcool

(写真)すごいバランス感覚でタンクを運んでくれるおばちゃん。歴戦の強者

マンボウ探しの旅総括
ということで今回野生のマンボウに会うことはできなかった私からの教訓。珍しく役に立つ情報を提供したい。
「マンボウなんて水族館で見ればいいさ!ヌサペニダ行くときは5mm以上の長袖ウェットで!」
以上、バリ島で野生のマンボウに会いたい旅日記でした。


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