ヴァンヴィエンからルアンパバーンに向かった旅日記
バックパッカーとしての実績を解除するためにラオスに向かった私。当時のバックパッカー聖地であったヴァンヴィエンから古都ルアンパバーンに向かいました。特にやることも決めていないけどラオス内をどんどん移動します。だってバックパッカーですもの。予定が流動的なのが最高にかっこいいと思ってました。
ヴァンヴィエンからルアンパバーンへバス移動
薬草酒じじいに別れを告げ、ヴァンヴィエンから古都ルアンパバーンへ向かった。6時間以上かけてのバス移動だった。もちろん未舗装の道も多い。いや、ほとんど未舗装だった記憶。
(写真)こんなマイクロバス(バン)で向かう。だいたい定員オーバーくらいギチギチ


ギチギチの移動のため横の人との距離が近く、社内は蒸し暑い。通勤時間帯の山手線に匹敵するストレス具合。これが耐えられるかどうかでバックパッカーの素質が決まると思う。私はかなり無理して我慢していたの素質なし。真のバックパッカーはこの状況で爆睡する。
バックパッカーの実績が欲しくてラオスに来たのに自分はその資格がないことを痛感させられる厳しい旅であった。しかし乗り込んだら文句は言ってはいられない。寝られようが寝られまいが6~7時間耐えなくてはいけない。
車内は最悪でも景色は最高だった。本当に自然が綺麗。タイでとかよりもラオスはより自然のきれいさを感じられた。
(社内)道中の風景。こういう昔の旅の写真を穿り出したくてブログを始めた気もする




ルアンパバーンへ到着
そんなこんなでルアンパバーンに到着。町の名前良いよね。ルアンパバーン。何度でも言いたくなる響き
(写真)お宿とその周辺の雰囲気


ルアンパバーンに来た目的は3つ
- 地理の教科書でよく聞くメコン川を見ること
- お坊さんにお会いすること
- 遊べる滝クアンシーの滝に行くこと
文明を築いたチグリスユーフラテス川、ナイル川、黄河、インダス川はテストでおなじみだがメコン川も負けてはいないはず。どんなもんか見てみたかった。そしてこれがラオスのメコン川だ!
(写真)ルアンパバーンからのメコン川。でかい。茶色い。

ルアンパバーンの街のどこからでも見える。いいね。日本でもここまでの川はなかなかお目にかかれない気がする。まっ茶色の川。私たちはこのまま街を散策してプーシーの丘で夕日を見ることにした。夕日スポットで有名で多くの観光客が集まる。旅行中って朝日、夕日見がちですよね。普段あんまり見ないくせして。
(写真)プーシーの丘より当時のルアンパバーン。そして大量の西欧人。狂ったようにみな日没の写真を撮る。みんなカメラを構えているのが時代を感じるね。



夜はナイトマーケットが出現。ナマズ料理など本格的な料理が並ぶ。ちなみにナマズは美味しい。淡白な白身で過食部分も多い。しかし私は最終日ナマズで当たって壮絶な腹下しを経験するので衛生にはお気を付けを
(写真)ナイトマーケット。大人になった今でもアジアの子の雰囲気が大好き。写真を見てると行きたくなる



ルアンパバーンの二日目の朝、早朝から起きればお坊さんの托鉢を見ることができる。皆さんお金や食べ物をお渡ししていた。私はただ早起きして眺めていただけなのにちょっと自分の身も神聖な気分になったと錯覚する罪深い旅行者である。でもいいものが見れた。
(写真)ルアンパバーンの朝。鮮やかなオレンジ色の服をまとう

クアンシーの滝
さて、朝早く起きれたわけだし精力的に活動しよう。今日向かうのはルアンパバーンの郊外にあるクインシーの滝だ。エメラルドグリーンで美しいことが有名の一大観光スポット。
車で1時間ちょいでつくというお手軽さもGood
(写真)アジアでおなじみオープンカーで移動。これ風が気持ちよくて最高なんだよね



ドナドナと揺られること1時間、無事クインシーの滝に着いた。これはヴァンヴィエンのブルーラグーンと違って写真詐欺ではない素晴らしい場所だった。
(写真)見よこのエメラルドグリーン。なかなか迫力もある。


この滝の良い所は好き勝手に泳いでいいこと。こんな感じで手前の滝ツボでみんな泳いでいる。
(写真)とにかくラオスは暑いから水浴びが最高に気持ち良い

今はわからないが当時はどこで泳いでも怒られなかった。ということで私は滝の一番上まで登ってそこで泳ぐことにした。日本では中々できないスリリングな滝の楽しみ方だ。
(写真)滝の横の道をひたすら上る。ここまでくると誰もいない。欲深い日本人だけ。

暑い中必死にのぼった滝の頂上は想像以上に人気がなく、めっちゃジャングルムードのある素晴らしいポイントだった。ぜひクアンシーの滝を訪れる際は皆さんも上に行ってほしい。
(写真)ジャングル潜入捜査の映画の主人公になった気分で泳げる



(写真)滝の落ちるところ。めっちゃ怖い。行って良かったんか本当に

間違いなくこのクアンシーの滝は、私の滝人生で最も遊んだ滝だろう。眺めるだけでなく体験できる滝。こういったことが日本でも出来たら楽しいけど、安全管理の問題からできないよねぇ。
巨大な野生のドクターフィッシュに私の角質を与えつつ、滝から帰る準備をした。もちろん滝から落ちて帰るわけには行けないから、陸路でひたすら降りなくてはいけない。せっかくさっぱりしたのにまた汗をかいてしまう。まぁ最後の滝ツボでまた泳げばいいんだけど。
帰りも1時間オープンカーでドナドナされてルアンパバーンに帰宅
(写真)帰宅するころには日も傾きかけていた。ただいま茶色いメコン川。エメラルドグリーンがすでに恋しい


ルアンパパーンからヴィエンチャンへ
明日は空港のあるヴィエンチャンに戻らなくてはいけない。私は明日の夜行バスを予約した。奮発してVIPシートにしたので横になって帰れるとか。まぁ10時間以上の道のりだから快適性は大事。
またあの小さいミニバンギチギチはこの距離は耐えられない。
そして次の日の夜。旅を共にした日本人2人に別れを告げてVIPバスに乗り込んだ。ほう座席じゃなくて何なら満喫のフラットシートみたいな感じ。個人のスペースが決まっていていいじゃないかと最初は思った。最初は。荷物を整理していると人のよさそうなベトナム人が微笑みかけてきた。私も微笑み返す。理由はよくわからないけど。彼は指さしながら何かを話し始めた。雰囲気からわかった。
彼もこの席なのだ。そう、これは相席VIPシート。2人で1畳ほどのスペースをシェアしなくてはいけない。どこの世界に相席するVIPがいるのだろうか。そいつはVIPではない。
(写真)私の相席相方のベトナム人。小柄で良かった…

妙な距離感で気を使いながら、バスは出発した。しかしこのバスやけに暑い。エアコンが全く効いていない。動き始めたら少し効き始めたが、また少ししたらエアコンアが止まり灼熱に。明らかに異常事態だ。
(写真)暑すぎていったん外に出る乗客。上裸の男も多い。

何度か修理を試みてはいるが一向に治る気配がない。バスを帰るのかな~と様子を見ていると決断が下された。このまま続行である。エアコンなし東南アジア10時間長距離バス 汗だくの相席ツアーの始まり。
(写真)むわむわの車内。汗臭い。私も皆も

私と相席のベトナム人の彼はコミュニケーションが取れないながらもお互い微笑みあって「大変だね~」といった目くばせをしあった。本当に彼で良かった。これが巨大な西欧人だったらと思うとぞっとする。
もんもんの車内を耐えること多分10時間以上、やっと空港のあるヴィエンチャンに到着した。もう二度とラオスでVIPバスは乗らない。あるかどうか知らんが個別シートのSuper VIPバスに乗ると決めた。次があるなら。
(写真)戻ってきたヴィエンチャンの街。ここから飛行機で成田に帰る。


ヴィエンチャンではナマズに当たって腹を壊し、何もできなかった。ひたすらトイレと部屋の往復。空港についてもずっとトイレにこもっていた。よかった、長距離バスに乗っている最中におなか壊さなくて。
まとめ
最後にバスと自分のおなかの故障を食らって、やな感じで終わったラオス旅ではあったが、総じて良い旅であった。バックパッカーが言っていた「のんびりとした時間。何もないを楽しむ」というのも分かった。これで私も正式にバックパッカーの仲間入りだろう。
まぁまた行きたいかと行かないかな。だって何もないし。
以上


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