【フランス】フォンテンブローでボルダリングしたい(2023)

フランス

ボルダリングの聖地で岩と戯れるマイナー旅

 ヨーロッパのボルダリングの聖地と呼ばれるフォンテンブロー。老若男女問わず、力量問わずボルダリングを楽しむ雰囲気が素敵な街。ぜひフランスに行った際は時間をやりくりして1日は訪れてほしいポイントです。今回の旅日記はパリ旅行中にどうしても行きたいと懇願して、無理やり1.5日で訪問したボルダリング旅日記です。

ボルダリングの聖地 フォンテンブローとは?

パリから車で南に走ること1時間ちょいでたどり着ける街がフォンテンブロー(Fontainebleau)

フランスらしい優雅な街並みや、立派な宮殿、パリにはないゆったりとした雰囲気で人気の観光地。
と言っても日本からフランスに旅行に行く際に目的地とはならないだろう。きっとパリ市街地、ディズニーランドパリ、モンサンミッシェル、マルセイユ…人気観光地を上げたらきりがないフランスでフォンテンブローに自然とたどり着くのは難しい。

Google Maps
Find local businesses, view maps and get driving directions in Google Maps.

ではなぜ私がフォンテンブローを訪れたのかというと、理由は単純。ここが趣味のボルダリングの聖地だからだ!

(写真)いかにもボルダリングしてください!といった岩が町中ゴロゴロしている

ボルダリングできるエリアはヨーロッパじゅうに多数あれど、フォンテンブローは聖地というだけあって一味も二味も違う。

①岩場がとにかく近い。アプローチ登山不要。

町から岩場まではこんな感じ。車で10分、15分で着いちゃう。
そして駐車場から岩場まで徒歩数分!しかも平地。そんな夢のような環境なのがフォンテンブロー。

クラッシュパッドも町の至る所でレンタルできるとあって、超快適。自前のシューズだけ持っていればOK。

②とにかく課題数が多い。簡単な課題から難題まで。世界最古の6a課題も

Just a moment…

こちらのサイトを参考にいただきたいが、とにかく課題が沢山。自分の力量に合った課題が沢山あるので悩ましい。絶対に1日では足りないので2,3日で計画を組んでほしい。

世界で初めて6aに認定されたある意味全てのボルダリングの基準となっているマリーローズがあるのももここ、フォンテンブロー。ぜひ行く際は事前にどうしても登りたい課題を事前にインスタなどで探して、事前にGoogleMapでピンを打っておくことをお勧めする。

正直登る課題を事前に調べているときが一番ワクワクする。実際に登るときよりも(私だけ?)

クラッシュパッドのレンタル

先述の通り、クラッシュパッドはレンタル可能。自分で日本からえっちらおっちら持っていく必要がない。あんなでかいマット飛行に持ち込めるのか謎だが。

正直有名な課題だけをプレイしたいなら、すでに誰かが引いてくれている可能性もありそれに便乗することも可能だと思う。一番有名なマリーローズは常に誰かが登っていて、常にパッドが何枚か引いてあった。それでもやっぱり自分のパッドが一枚あるほうがいいに決まっているのでレンタルをお勧めする。

 私が利用したレンタルサービスはこちら。Padadiseさん。

Padadise – Home

岩場の近くにレンタルサービスの拠点があり、レンタル/返却にとっても便利なエリア。

WEBかレンタルを申し込んで細かい調整はwhatup経由で実施した。私が当日はオーナーが不在ということで「勝手に持っていって、勝手に返しておいてね~」という野菜の無人販売スタイルであった。

(写真)「外に置いておいたわ」と連絡を受けて覗くと、家に立てかけてあった。うむ。ゆるい。

2026年7月現在、WEBを見てみるとクラッシュパッドのレンタルは12€/日と割とお手軽に借りれる。

本当にあとは自分のシューズ、チョーク、(可能ならお掃除用のブラシ)さえあればOKなんだから非常にお手軽。ジムのボルダリング感覚で楽しめる。

フォンテンブローへのアクセス

 これは車一択だろう。日本からフォンテンブローに行こうとなると、90%以上の方はシャルルドゴール空港からの移動になるはず。車で1.5時間程度のお手軽ドライブでたどり着くことができる。

僭越ながら私から一つアドバイスを送らせていただきたい。
フォンテンブローまでのドライブはOKだが慣れないレンタカーでパリ近郊には近づくな!
である。具体的には以下の地図の赤丸の内側には入らないことがお勧め。

とにかく運転が荒すぎて、左ハンドルに不慣れな日本人は事故る確率が少なくないかもしれない。

私も事前にパリの運転の荒さは聞いていたので絶対に近づかないようにしていたのだが、道を間違えてパリのど真ん中を走ってしまった。みんな強引に割り込んでくる、車間が狭い、クラクション慣らしまくりと二度と運転したくない環境であった。泣く泣く突破し、フォンテンブローにたどり着いたときはヘロヘロになってしまった。

パリ運転ダメ。絶対。

憧れの課題とご対面

私は事前に6a~7aのなかから、いくつかの課題をチェックしていた。6a~7aはフレンチグレードなので、日本でいうと事の3級~1級くらい。ドイツのジムでも6c前後の課題をやっていることが多かったので、このチョイスにした。

(図)グレード感換算表。https://yamahack.com/1889より引用。

結論、やっぱり外ボルは恐怖やホールドの持ちにくさも重なり7aなどは全くできなかった。外ボルに慣れている方は問題ないかと思うが、慣れていない人はジムのグレードから1,2段階落としたグレードを事前にピックアップしておくことをお勧めする。

と言っても見栄を張って難易度の高いグレードをピックアップしたくなる気持ちはとてもよくわかる。私も外ボルの難しさを知ったうえで見栄を張ったチョイスをしていたのだから…

私が一番やりたかった課題はこちら、7aのヘリコプター。参考までにyoutubeの動画を添付する

 上部のダイナミックなムーブがとにかくカッコいい。しかしこのカッコよさと引き換えにケガの多い課題でも有名なヘリコプター。課題の由来は「失敗したらきりもみ回転しながら落ちることになり、その様が墜落するヘリコプターに似ている」とえげつない内容。

 動画で見るよりも高さ感があり、私はここまでダイナミックに体を動かせずクリアすることができなかった…。悲しみ…

 その後はマリーローズ含め適当な課題をやっていたら一日があっという間に終わってしまいました。

フォンテンブローは本当に地元フランス人から世界中の旅行者でにぎわっており、みんなでお喋りやタバコ、葉っぱを楽しみながら登る居心地のいいエリアです。ぜひ行った際は自然と始まるセッションを楽しみながらケガなく無理のない課題を楽しみましょう!

(写真)世界最古の6a課題、マリーローズ。登られすぎてホールドがつるつるスベスベ卵肌。

フランスの激うま飯、スイーツ

フォンテンブローを含むフランスで欠かせないのが美食、スイーツの数々。ぜひボルダリングの合間に町で買ったサンドイッチなどを楽しんでほしい。パン屋さんで売っているエクレアなどのスイーツもとにかくおいしい。ドイツの甘ければいいんだろ?みたいな菓子パンと比べると涙が出るクオリティーのものが、普通のパン屋さんで売っている。甘党には幸せすぎる国であった。

(写真)パン屋さんの袋でさえなんかオシャレ

(写真)牛肉のタルタル(生肉)もフランスのごちそう。ぜひ体調が良いときにトライしてほしい

まとめ

 フォンテンブローはボルダリングが町の生活の一部に組み込まれている何とも素敵な雰囲気のポイント。日本から遠いですが一生に一度行く価値のあるポイントだと思います。

 お気に入りのシューズを片手にフランスのパリに行きましょう!フォンテンブローはすぐそこです!

2026年7月現在、フォンテンブローは甚大な山火事の被害を受けています。ボルダリングエリアもクローズになっておりますので、状況をよく確認し訪問してください。一日でも早い回復を祈りします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました